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NY決戦 ※エロ注意!18禁です! ユキは落ち込んでいた 前回、兄の気持ちが昂ぶりを押さえるはずだったのに自分だけ先にイってそのまま眠ってしまい、肝心の兄を放置してしまった事を 「はぁ~…私って、こんなえっちな神姫だったのかなぁ…」 あの後兄はどうしたのだろう? 気持ちが昂ぶったまま悶々とした状態で寝る羽目になったのだろうか それともまたあのゲームで自分で… 「そんなのイヤだよぅ…」 キチンとした処理が出来ない以上、生物としてはどちらでも変わらないのだろう だが、大好きなお兄ちゃんが自分ではなくゲームを使って処理したのかと考えると落ち込んでくる 「はぁ~。でもどうすれば…」 昨日兄が買ってきてくれた机に向かって考える。 「だめだ~!良い考えが浮かばないよぉ~!」 後にのけぞって叫ぶ ぐらり 「わっとっとっと…」 コテン 「アイタタタ…ん?」 ひっくり返って見えた後の壁、天地が逆さまになっている…逆さま… 「これよ、逆転の発想よ!」 自分のドールハウスへと戻り、クローゼットをひっくり返してあるモノを探す 「うっふっふ…お兄ちゃん、期待しててね…」 紺色のモノを握りながら不気味に笑うユキであった 「ただいま~」 「おかえりお兄ちゃん。寒かったでしょう?オフロ沸いてるよ~」 「を、そうか、サンキュ。どうだ、たまには一緒に入るか?」 いつもの質問。ここで私はやんわりと断ってきた。でも今日は… 「うん…いいよ。」 「そうかー、ざんね…え?今ユキさんなんて言いました?」 「一緒に入ろ、お兄ちゃん。」 「え?いいのかユキ?」 「お兄ちゃんは私と一緒に入りたくないの?」 「いいやそんなことはない。入りましょう入りましょう!」 「それじゃ先に入ってて。お兄ちゃんの着替えは置いてあるけど、わたしのは取ってこないといけないから」 「おう!わかったぜ!」 兄はものすごく嬉しそうにお風呂場へと向かっていった。あ、スキップしてる 私が昼間考えた事、それは『自分からえっちに誘う事』であった え?女の子からははしたないって? いいもん、どうせ私はえっちな神姫ですよー 湯船に浸かりながら冷静になって考える。今までずっと断られ続けて来たのに… 「ユキのヤツどういう風の吹き回しだ?まさか昨日の事怒って…」 期待させておいてすっぽかす、とか。ううっ、ちょっとやりすぎたもんなぁ。等と考えていると 「お兄ちゃん、おまたせー」 ガラス戸の向こうから愛しいマイシスターの声が 「おう、今開けるぞ」 ガラッ 「おおう!そのカッコは!」 いつものボディスーツのようだがちょっと違う 「えへっ、どうかな、お兄ちゃん?」 紺色の色気のない、胸に白い布がついててそこに『ユキ』と書いてあるまさしくそのカッコは… 「すくーるみじゅぎかぁ~~~!」 そう、まさにスクール水着!俺が以前買ってきたが、断られ続け未だお目に掛かったことがなかった幻の逸品。それが今目の前に… 「GJマイシスター!では早速開いたり閉じたり…」 「ダメよお兄ちゃん!」 ユキが叫ぶ 「え…?」 ユキが叫んで断るなんて、今まで無かったことだ。まさかこんな状態でおあずけにする気か? 「そんな…これでおあずけだなんてヒドすぎる…」 「大丈夫よ、お兄ちゃん」 は?どういうことだ?さっぱりワカラン 「今日は私『が』してあげる(はぁと」 「はい?」 ワケがワカラン… 「いいから横になって、お兄ちゃん」 「あ…はい」 言われるままに横になる ってマズイだろ俺!腰にタオルを巻いていたとはいえ、今俺のモノはユキの素晴らしい姿を見たせいで既に臨戦体勢になってるじゃないか! 「ふふっ、お兄ちゃんのココ、凄い…」 タオル越しにユキの手が触れる…ああ、それだけなのに気持ちいい… 「コレ、邪魔だね。えいっ☆」 ユキに無慈悲にもタオルを剥がされ、俺のモノが晒け出される… ユキ…今日のお前はどうしちゃったんだ…? 「気持ち良くしてあげるね、お兄ちゃん…きゃっ!」 ビクッ! ユキの息がかかり、それに反応して脈打つモノ。それに少々驚いたようだ 「落ち着いてお兄ちゃん…」 そういってモノにしがみつくユキ 「ああ…」 情けない声を出す俺 抱きついたままカラダを上下に揺するユキ 「うぉう…」 シュッシュッ… ユキが全身を使って俺のモノをしごいている… 「きもちいい?お兄ちゃん?」 「ううっ…きもち…ううっ…いいぞ…」 「ふふっ、もっと良くしてあげるね…」 ぺろ… 「うおっ!」 さらに舐め始めるユキ 水着姿で俺のモノにしがみつき、さらにソレを舐める。 その淫靡な光景と刺激を受け、更に高まる俺のモノ… 「どう?お兄ちゃん。気持ちいい?」 「ううっ…すごくいい…ううっユキ…もう…でるっ!うううっ!」 執拗な攻めにとうとう限界を迎え、射精する俺… びゅくっびゅくっびゅくっ! 「きゃっ!」 可愛い悲鳴をあげるユキ びゅくっびゅくっびゅくっ! そんなユキにたっぷりの精液を浴びせる俺… 「すごい…まだ出てる…」 びゅっびゅっびゅっ…びゅっ…びゅっ……びゅっ……… 「はぁ、はぁ、はぁ…はぁ…」 射精がようやく終わる… 「お兄ちゃん…すごいイッパイ出したね…」 「はぁ…ああ…ずっと出してなかったからな」 「え?昨日出してなかったの?」 「どうやって?お前、気絶しちゃったじゃないか」 「でもその後…」 「大人しく寝たさ。まぁちょっと悶々として寝付きは悪かったけどな…ってユキ、どうした?」 「くすん…よかった…私てっきりあの後ゲームで…」 「そんなことする訳ないだろ。ユキじゃなきゃダメなんだから」 「くすっ。そんな事胸張って言える事じゃないと思うけどなぁ。神姫相手じゃなきゃダメなんて。それじゃ変態さんだよ」 「おおう。俺は変態さんだ。だが誰のせいでそうなったと思ってるんだ?」 「え?」 「お前のせいだろ、ユキ」 「ええ~そんな~」 「悪い子にはお仕置きだ~(はぁと」 ユキをそっと抱え、椅子の上に寝かせる 「次はどうするか解るな?」 「開いたり、閉じたり、かな…」 「正解。んじゃ早速…開いたり…閉じたり…」 カパカパ… 精液でビショ濡れになった水着が張り付き、ユキのボディラインを浮きだたせている 「どう、お兄ちゃん。気持ちの昂ぶり、収まった?」 解ってて聞くユキ 「いや、さらに高まった」 正直に答える俺 「だからユキと一緒に鎮めたい。手伝ってくれるかな?」 「うん…いいよ」 俺はユキの水着の肩紐に手を掛け、下へと動かす シュル… ユキの可愛い胸が露わになる 腰の辺りまで下げたところで止める 上半身のみはだけたユキはとても魅力的だ… そっとユキの胸を撫でる 「あん…おにいちゃんのえっち…」 「今日はこのカッコで…」 ユキの体の上に、回復しいきり立ったモノを乗せる 上に乗ったモノにユキが手足を絡める 「いいか、ユキ?」 「うん。いいよ、お兄ちゃん…」 返事を聞き、おれは腰を前後へと振り始める シュッシュッシュッ…… ユキの全身に俺のモノが擦りつけられる。もちろん大切な所にも… 「うっ…うっ…ユキっ!」 「ん…あんっ…お兄ちゃん…んんっ…」 舌を出し、俺のモノを濡らすユキ 俺自身からも先走りの液が出始める 乾いた音が、濡れた淫靡な物へと変わる… クチュックチュックチュッ… 「ユキっユキっユキっ!」 「お兄ちゃん!お兄ちゃん!私…もう…」 「俺もっ…くぅっ…でるっ!」 「ああっああっ…ああ~~~~~っ!」 びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっ! 同時に絶頂へと達し、モノに強くしがみつきながらのけぞるユキに再び精液を浴びせた びゅくんびゅくんびゅくん… 「うう…うあぁ…はぁ…はぁ……はぁ…」 「あん…お兄ちゃん…すごい…」 その後、何度か脱線しながら(何回かは聞くな)もお互い綺麗になってフロから上がって… 「ごめんなユキ、変な心配かけて」 「ううん、私が勝手に勘違いしたんだし、たま~~~にならこういうのもいいかな…」 「たま~~~に、か…次はいつなんだろうなぁ」 「そうだね~」(明日、かな) 「ん?なんて言ったユキ?」 「ううん!なんでもないよ!」 あとがき エロ妄想第2弾です。おもいっきしやっちゃってます。
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294 名前:名無しさん@ピンキー :2005/07/21(木) 00 44 42 ID ??? 293 フォズタン一気に肉奴隷でつか(*´д`)ハァハァ 295 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 00 47 49 ID ??? これを踏まえた上で、フォズたんと(*´д`)ハァハァしたい香具師も (´・ω・)モレハ他ニアタック…という香具師も トリップつきで諸手を上げてプレイヤー希望お願いしまつ(´・ω・`) ノシ 今日は1:15まで募集! (開始はフォズたんとのセカンドキスが終わった直後からになります) 296 名前: ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 00 49 07 ID ??? 295 セカンドチャンス!ノシ 297 名前: ◆Q.xVYVEoeQ :2005/07/21(木) 00 50 47 ID ??? 立候補してみるテスト ノシ とおもったけど出遅れたorz 298 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 00 50 58 ID ??? 294 肉奴隷でつ(*´д`)ハァハァ 一途な子だからネ、ウン 299 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 00 54 09 ID ??? 296 お(`・ω・´)シャキーン 命名神マリナン様が告げる… マリナン「◆OJZzSer1g6 よ、名前を変えてからプレイしますか?」 (前回の名前はトンヌラ) 1.はい 2.いいえ 297 スマソ(´Д`;)また後日な(´・ω・`) ノシ 300 名前:名無しさん@ピンキー :2005/07/21(木) 00 54 41 ID ??? 知り合って一日目で親友、次の日肉奴隷……フォズたんはレイープされたらそのままズルズル引きずられそうだなw プレイヤーガンガレ 301 名前: ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 00 56 50 ID ??? 297 スマンのぅ(´・ω・`) おまいの分まで楽しむからなノシ 299 懐かしのアッシュ君を忘れてもらっては困る!!(`・ω・´)シャキ‐ン そんな訳で1を選択の後、アッシュに変更しまつ。ポチッとな~。 302 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 00 59 13 ID ??? 300 300おめ(´・ω・`) ノシ そして、リアルでは1日目親友、次の日肉奴隷だが、 ゲーム内時間では 昼休みに出逢って即親友、次の時間には肉奴隷ヽ( ・∀・)ノ レイープされたら即行ペットまで行ってたんじゃ…? 303 名前:名無しさん@ピンキー :2005/07/21(木) 01 03 58 ID ??? 開発HAEEEEEEEE!! すまんこれだけ叫びたかった。今は(ry アッシュ殿ガンガレ 304 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 01 04 56 ID ??? 301 おっとスマソ!トリチェックを怠ったようだΣ(*`・ω・)(・ω・´*)シャキーン ローラ姫も一応はいるんだがな…出し辛いからなぁ… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ マリナン「勇者アッシュに精霊の加護がありますように」 アッシュが唇を離すと、フォズは熱に潤んだ瞳でアッシュを見上げた。 1.フォズの頭を撫で、ここで止めにする 2.フォズの耳元に何か囁きかける「」(台詞任意) 3.フォズのスカートに手を入れ、パンツの上から割れ目を撫でる 4.その他() 305 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 01 11 16 ID ??? 303 うぃ、ガンガルー( `・ω・)bΣ 304 ドンマソ~ノシ ローラ姫…出番はあるのだろか(トオイメ) 選択は…2で「…期待、してたみたいだね。イケナイ子だ…お仕置き、しなくちゃね。」 と耳元で囁いちゃる~!ヽ(*`д´)ノ あ、更に濃厚なキスを追加でおながいします(*´д`)ハァハァ 306 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 01 29 04 ID ??? 強請るようなフォズの視線に、アッシュはクッと喉の奥で笑うとフォズの 耳元に唇を寄せた。 耳元に掛かる吐息にピクッとフォズの肩が揺れる。 アッシュ「…期待、してたみたいだね。」 フォズ 「っ!…そ、そんな…期待なんてッ!」 心を見透かしたようなアッシュの言葉に、今度はフォズの瞳が揺れた。 その反応にニヤリと笑うと、アッシュはピチャピチャと音を立てて耳元に 舌を這わせた。 アッシュ「イケナイ子だ…お仕置き、しなくちゃね」 フォズ 「やっ!お仕置きなんてやですぅ~っ!」 フォズは思わず首を横に振る。 しかしアッシュはフォズの顎を捉えると瞳を見据えた。 アッシュ「いいのかな?フォズちゃん、キス好きだろ?」 フォズ 「え……」 アッシュの言葉にフォズの瞳が一瞬揺らいだ。 その変化を、今のアッシュが見逃すはずは無かった。 フォズ 「…キスが…お仕置きなんですか…?」 アッシュ「さぁ、どうだろうね?」 おずおずとした問いかけにニッコリ笑うと、アッシュはフォズの唇を塞いだ。 唇も瞳も閉じる間を与えず落とされたキス。 アッシュの舌がフォズの小さな舌に絡み、口内を甘く蕩かす。 小さな足が舌の動きに呼応して、ベッドシーツに皺を作る。 フォズ 「んっ…んふ……はっ……ぅんん……っ!」 フォズにとってのサードキスは、激しく甘いものだった。 唇が離れる時にはフォズの体から、全ての力が抜けていた。 1.フォズの服を全部脱がせ、白衣だけ着せる 2.服を着せたまま、フォズのオマ●コを見てみる 3.自分も服を脱ぐ 4.その他() 307 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 01 34 52 ID ??? 306 ヤバイ、これだけで萌え死にそうだ(*´д`)=3 ハァハァハフンハフン 次の選択肢も悩ませるのがあるなぁ…だが、ここでやらねば誰がやる! そんな訳でマニアックに裸白衣な1を選択しまつ。ポチッとな。 308 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 01 46 55 ID ??? アッシュは力の抜けたフォズの体から、腕に引っかかっていたブラウスや、 スカートを脱がせていく。 キスの余韻にポ~ッとしていたフォズがそれに気付いたのは、パンツ一枚に されてしまった時だった。 フォズ 「や、あ、アッシュさんっ!」 アッシュ「可愛いクマさんだね」 気付いたフォズが抵抗する間もなくアッシュはフォズのクマさんパンツを スルリと脱がしてしまった。 フォズ「やだぁっ!」 靴下だけを残して産まれたままの姿にされてしまったフォズは、慌てて 手近にあるもので体を隠そうとするが、脱がされた衣服はベッドの下に 落とされ、毛布や布団も同様に遠ざけられている。 アッシュ「フォズちゃん、いい子にして?」 何か体に巻きつけようと探すフォズに、アッシュは最初に脱がせた白衣を 手にとってフォズに着せた。 フォズ 「ぁ………」 フォズは着せられるままに白衣を纏うと、胸元を掻き合わせて恥ずかしそうに 頬を染めた。 アッシュ「可愛いよ、フォズちゃん」 1.押し倒してV字開脚 2.抱き寄せて額にキスしつつクリちゃん撫で撫で 3.後ろから抱き締めて膝の上に座らせる(息子がフォズのお尻に当たる) 4.その他() 309 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 01 50 56 ID ??? 308 アッシュは萌え死に掛けている(o_ _)o ここでは男性のアレに興味をもたせる為に3を選択しまつ~。ポチっと~ 310 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 02 04 01 ID ??? アッシュは恥ずかしそうに俯くフォズを抱き上げ、ベッドに腰掛けてフォズ を後ろから抱き締める形で自分の膝の上に座らせた。 するとフォズの腰がピクッと震える。 フォズ 「あ、アッシュさん…何か硬いのがありますです」 アッシュ「…何だと思う?フォズちゃん」 落ちつかなげにフォズがモゾモゾと尻を動かす程、白衣とズボン越しに フォズの尻に当たるアッシュの剛直は硬くなる。 アッシュは不安げに自分を見上げてくるフォズの手を取ると、自分の息子に 触れさせた。 フォズ 「これ……硬い……」 アッシュ「フォズちゃんには特別に見せてあげるよ」 フォズ 「特別………ですか?」 アッシュ「そ、特別。」 アッシュはニッコリと笑うと、フォズを相向かう形で抱っこして、ズボンの ベルトを緩め、チャックを降ろした。 フォズ 「あ………」 フォズはズボンの中から顔を出したアッシュの一物に、やっと自分の尻に 当たっていたものの正体を知り真っ赤になる。 1.フォズの手に握らせて扱かせる 2.フォズの口に突っ込み強制フェラをさせる 3.フォズの太股に挟み、素股でクリも刺激する 4.その他() 311 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 02 06 45 ID ??? 309 時に、眠気の方は大丈夫か? 大丈夫なら1時間延長逝くけども 312 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 02 08 42 ID ??? 310 ぐぉ!!(*´д`)Σ 3も捨て難いが、まずは1から教えていかねば! 3はそれからでも遅くは…ない!(力説)では、1をポチッと。 313 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 02 09 32 ID ??? 311 こっち無問題ッス!まだ逝けますけど… GMこそ大丈夫ですかいな? 314 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 02 15 01 ID ??? 313 無問題ヽ( ・∀・)ノ 315 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 02 22 58 ID ??? フォズの手を再び取ると、アッシュはフォズに自分の息子を握らせた。 フォズ 「あったかい…です……」 頬を赤くしながらも、フォズの視線はアッシュの一物に一心に注がれている。 アッシュは耳元に唇を寄せた。 アッシュ「触るの、初めてかな?」 フォズ 「は、はい…大学の授業で説明だけは受けたんですけど…」 フォズはコクンッ、と細い喉を鳴らす。アッシュが掴んでいない方のフォズの 手が、恐る恐る、ゆっくりとではあるが、自分からアッシュの剛棒を握った。 キュ…っとフォズの小さな手がアッシュの息子を握り包む。 アッシュはフォズの手に自分の手を添えると、ゆっくりと上下に動かした。 アッシュ「こうして…爪を立てないように扱いてくれるかな?最初は ゆっくりな。」 フォズ 「は、はいです」 フォズは素直に頷くと、アッシュの息子を優しく扱く。 手の動きをアッシュの指示でだんだんと早くしながら、フォズはアッシュを 見上げる。 フォズ 「き、気持ちいいですか?」 アッシュ「凄く、いいよ…」 先走りで十分にアッシュの剛直が濡れ、フォズの手がベトベトになった頃、 アッシュはやっとフォズに息子を扱かせるのを止めた。 1.フォズをベッドに押し倒し、正常位で挿入 2.フォズをベッドに四つん這いにして、バックから挿入 3.フォズをベッドに膝立ちにさせて、クリを舐める 4.その他() 316 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 02 32 55 ID ??? 314-315 無問題~ヽ( ・∀・)人(´д`*)ノ 自分だけ気持ちよくなってちゃイカンでしょ~。 挿入前の下準備として3を選択しまつ。ポチポチっとな~ ……自分色に染まっていくフォズタン( *゚∀゚)=3 │\ フ ソ │\ フ ソ 317 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 02 49 49 ID ??? アッシュはフォズに息子を扱かせるのを止めると、ベッドに寝転がり、 フォズの尻をペチッと軽く叩いた。 フォズ 「きゃぅっ」 アッシュ「フォズちゃん、腰上げて。ベッドに膝立ちになって?」 フォズ 「は、はいです…」 瞳を潤ませながらベッドに膝をつくフォズを、アッシュは顔の上に移動させ た。 目の前にフォズのオマ●コが来る。 綺麗なピンク色をした割れ目は、少しだけ潤みを伴っていた。 フォズ 「やぁっ!アッシュさん、見ちゃダメェッ!」 アッシュ「どうしてだ?綺麗な色してるよ、フォズちゃんのオマ●コ」 フォズ 「やぁあっ!恥ずかしいこと言っちゃダメですぅっ!」 真っ赤になってイヤイヤと首を横に振るフォズに構わず、アッシュはフォズ の割れ目の外縁をゆっくりとなぞる。 アッシュ「そんなこと言って…濡れてきてるのは誰かな?」 フォズ 「ひぅぅ…っ」 アッシュ「フォズちゃんは淫乱だね」 ニヤリと笑いながら、アッシュは舌をフォズの貝に忍ばせた。 フォズ 「やぁあんっ!!」 濡れた感触に、フォズはビクッ!と体を震わせる。 フォズ 「な、舐めたら汚いですっ!アッシュさん、や、やめてくらさ…」 アッシュ「ダメだよ、お仕置きって言ったろう?」 フォズ 「やぁあああ!!」 ジュルジュルと淫らな音を立てながら、アッシュはピンクの貝を啜る。 真珠を舌で転がすと、フォズの腰がビクンッビクンッ!と震え、貝から淫液 が滲んできた。 アッシュ「可愛いよ、フォズちゃん」 フォズ 「あ、アッシュさん…っ…も、ダメェ…ダメなのぉっ」 初めての快感にフォズは首を横に振り、オマ●コをビショビショにして悶え た。 そろそろだな… 1.自分は寝転がったまま、生の騎乗位で中に! 2.流石にゴムはつけないと。正常位で 3.外だしすればいいだろ。生でバックから! 4.その他() 318 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 02 55 06 ID ??? 317 ふっふっふ、徹底的に自分色に染めるのなら、1を選択する以外考えられぬ!( `・ω・)bΣ そんな訳で『1.自分は寝転がったまま、生の騎乗位で中に!』で純情なフォズたんを汚しまつ。 GM殿、おkでつか? 319 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 03 17 34 ID ??? 318 おk!これぞ勇者に相応しい業績ッ!(マテ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アッシュはフォズの中から舌を抜くと、荒く息をつきながら喘ぐフォズを 両手で持ち上げ、軽いその体を反り立った剛棒の上へと移動させた。 いきなり止んだ快感の余波に肩で息をしていたフォズは、硬く濡れたアッシュ の肉棒が自らの花弁に触れると、ビクッ!と体を強張らせた。 フォズ 「や、ぁ、アッシュさん、やめ…」 アッシュ「フォズちゃん、初めてだとちょっと痛いけど、少しだけ我慢して ね?」 フォズ 「ダメですアッシュさんっ!こ、コンドームを…」 アッシュ「いくよ」 フォズ 「ゃ、あ、あああああああああああああああああああああ!!!」 ジュプ……ズズズズズッ!!! ポタポタと、フォズの膣から赤いものが流れ落ちた。 フォズ 「あ……ぁああああ……」 アッシュ「可愛いよ、フォズちゃん」 処女を散らされ呆然とするフォズに、アッシュは優しく笑いかけた。 腰を掴んで奥まで貫く。小さなフォズの体に、アッシュの剛直は入りきらない かと思われたが、何とか全てを納めきると小休止を入れる。 フォズの中はキツく温かく、アッシュをキュウキュウと締め付けてくる。 フォズの息が整うのを待って、アッシュはゆっくりと下から突き上げ始めた。 フォズ 「あっ!あっ、あんッ!あッ!」 突き上げる度にフォズが声を上げる。 フォズの瞳は見開かれ頬には涙が滴っていたが、同時に下の口からも淫らな 汁がジュプジュプと零れ落ち、決してフォズが嫌がっているだけではない ことを語っていた。 ズンッ!と奥を突けば高い声で鳴き、パンパンパンと早く突き上げれば 「だめ」「いや」と言いながらも腰を使って蜜をこぼす。 フォズの体は、完全にフォズを裏切りアッシュに降伏していた。 アッシュ「中にだすよ」 フォズ 「や、ダメ…だめぇええええええええええええええええ!!!!」 中に出された瞬間、フォズの瞳からは何かが消えた。 それはフォズ中に最後に残った、理性の欠片だった…… 3日目、5時間目2終了……とぅびぃこんてにぅ。。。。 アッシュ ◆OJZzSer1g6 さん、長時間お疲れ様でした。。。。。 320 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 03 23 18 ID ??? 319 アヒャッヒャッヒャヽ(゜∀゜)ノ(壊) GMさんも長時間乙ですた~。 オッス、オラアッシュ!フォズたんが大変な事になっているのに、なんだかワクワクしてきたぞ! そんな状態でやり続けてますた……フォズタソファンノミンナ、スマソorz 321 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 03 28 37 ID ??? 320 アッシュ◆OJZzSer1g6氏も乙ですた! 漏れからも……フォズタソファンノミンナ、スマソorz やっちまったなぁ…大いにやらかしちまったよ……orz まさかこんなんなるとわなぁ。 途中まで、「この流れならマターリ終わりそうだな~」と楽観視してたんだが… 鬼畜な主人公にナテシマタヨ(・∀・)アヒャヒャヒャヒャ(壊) 322 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 03 32 35 ID ??? 今日は遅いので集計はまた明日。 てか…今読み返してみて、 裸白衣の意味が………な(ry…orz ちくしょー!ヽ(`Д´)ノウワァァァァン! 323 名前:アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/07/21(木) 03 37 21 ID ??? 321-322 犯らぬなら犯らせてしまおうホトt(ry もう中盤で鬼畜道突き進んで動いてしまってますた(死) ところで・・・フォズたんはどうなってしまうのでせうかのぉ(遠い目) 自分でやっておきながらなんです……が >裸白衣の意味が………な(ry…orz (;゜□゜)Σ……ヤッテオイテスカリワスレテタヨorz ま、まぁ、次回以降になんとかなりますよ(マテ) GMさんも改めて乙ですた。おやすみなされ~ノシ 324 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 03 49 22 ID ??? 323 いやいや、相手を気遣う時点で既に鬼畜ではない!どどーん! 鬼畜とは、テクを活用して相手をイカせつつ、自分の欲望のままに動く猛者 を言うのだ!!(←それは外道でつ) フォズたんは…きっと主人公を「ご主人様」と慕ってくれるようになる でしょう……←天啓? このゲームは鬼畜EDがバッドエンドって訳じゃないから平気だ、とは 一言言っておくとしようか。 一番最初にゲーム始める時に書いたが、純愛ルートと鬼畜ルートがあって、 どっちにもバッドエンドとハッピーエンドがあるのでつよ! だからきっとフォズたんも大丈夫!! ………………多分ね(藁 裸白衣は次回以降の伏線か…奥が深いのぉ(マテGM!) それでは改め乙ですた!ヤシミー(´・ω・`) ノシ 325 名前:名無しさん@ピンキー :2005/07/21(木) 04 40 26 ID ??? フォズたん漏れ萌え死んじゃう(*´д`)ハァハァ 326 名前:名無しさん@ピンキー :2005/07/21(木) 12 38 20 ID ??? フォズたそ大人気でつね 327 名前:種変GM ◆MVv0xHy8TY :2005/07/21(木) 16 38 18 ID ??? 325 ここにも屍がもう一体…フォズたんの破壊力は凄まじいな 326 あまりに人気過ぎて、書いてる方としては(*゚Д゚)マー…なのでつが(藁 しかも漏れ7もキャラバンも未プレ(ry イウナ!(#゚Д゚)⊃)Д`)ボカッ←漏れ とまぁ、こんなところで昨日の結果ハピョーウヽ( ・∀・)ノ 今回の好感度・隷属度 ================================== セカンドキスの後 【フォズの隷属度が少しUPした!】+7 されるがままのフォズ 【フォズの隷属度が少しUPした!】+7 裸白衣で… 【フォズの隷属度が少しUPした!】+7 何してもらう? 【フォズの隷属度が少しUPした!】+7 ベッドに… 【フォズの隷属度がUPした!】+15 挿入 【フォズの隷属度が大きくUPした!】+20 結果(◆→パラメーター変化) =========================== 好感度/隷属度 ◆フォズ +30/╋122パートナー【鬼畜EDクリア可】 ミーティア +63/±0 キニナル【一緒に登校→自転車2ケツ】 アリーナ +62/±0 キニナル ゼシカ +34/±0 親友 女4勇 +27/±0 親友【放課後話す→病院見舞い】 シンシア +19/±0 友達 ターニア +19/±0 友達 ビアンカ +8 /±0 友達 マリア +7 /±0 友達【指名可】 女3勇 +6 /╋6 セフレ 【指名可】 ロザリーヒル他店員 好感度+5 =========================== ……早速100越えか。 まぁ、難易度最低キャラだし、最短2日で終わるゲームバランスだと わかった事でよしとしよう! ちなみに、100越えしたからといって、自動でEDにはならないので ご安心(?)を。 ついでに100overボーナスもUPヽ( ・∀・)ノ
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こちらの続き 474 :冒険者のやきもち1:2012/08/25(土) 15 51 29.11 ID y28yczQY 夕日が照らす樹海の中で、人と魔物が戦っていた。人は二人、魔物は三体。襲い掛かる魔物の爪を、少年が剣の鍔で捌く。さらに、後ろから突進してきた魔物は横殴りに襲い掛かった少女の雷撃で黒焦げと化した。 並の冒険者が見れば、その光景は信じがたいものに見えるだろう。魔物の正体は、ブラッドクロウだったのだ。 ブラッドクロウといえばその凶悪性は広く知られ、たった一匹に新米冒険者の一団が潰滅したとの報告もある。 少なくとも二人で三体に遭遇しようものなら真っ先に逃げるのが常識である。なのに彼らはまともに戦いを繰り広げるどころか、一匹を撃破してしまったのだ。 少年の名は、ベルド。少女の名は、ヒオリ。彼ら二人は、この年でいながらベテランにも近い冒険者だった。 ブラッドクロウとやりあったのも一度や二度の話ではないし、自分の力量もわきまえている。無謀ではなく、彼らは純粋に奴らに勝てると思っているのだ。 ヒオリが篭手に魔力を纏わせると同時、敵の一体が突進してきた。近くの木の根を蹴散らして、咆哮を上げての突進である。雄叫びを上げながら真っ直ぐに突っ込んでくるその姿は、赤子が見たら一生もののトラウマになってしまいそうだ。 しかし、ベルドはこれに対して遠距離から剣を振るい払う。神速にも近い勢いで振られた剣先が大気を分断し、生み出された真空の刃が襲い掛かった。 ベルドの最も得意とする、対遠距離用の特殊攻撃。前面をざっくりと切り裂かれ、魔物の片方が悲鳴を上げた。 力の鈍った突進を、ベルドは体を捻って回避する。捻った体は戻さずに左足を軸足にし、そのまま右の上段回し蹴り。有無を言わさぬ大技が、背骨をへし折らんばかりの勢いで魔物の背中に炸裂した。 「――――ッ!」 発声器官を持たぬ魔物が、肺から空気を全て押し出されて悲鳴に近い息を漏らす。 完全に体勢を崩した魔物に入った踵の位置をベルドは軽く修正し、そこを支点にして身を捻りながら小さくジャンプ。遠心力を加えた回転斬りが、敵の首を跳ね飛ばした。 この隙にもう片方の魔物が爪を振るって襲い掛かるも、ヒオリが吹雪を放って迎撃する。攻撃中・及び攻撃直後の隙を完璧にカバーしていたヒオリは、ベルドの次の行動を予測して魔力を溜めた。再び振り上げられた爪を、ベルドは軌道を呼んで迎撃する。 爪の根元を、ベルドは剣の鍔を使って受け止めていた。しばらくの間鍔迫り合いになるが、人の筋力では魔物のそれには敵わない。ベルドは握りを緩めて爪のベクトルを狂わせる。敵がぐらつくのとほぼ同時に、ベルドは叫んだ。 「ヒオリ!」 揺らいだ敵の体に蹴りを入れ、ベルドは大きく距離をとった。そしてヒオリは、溜めていた魔力を解き放つ。 「燃え上がれえぇぇっ!」 高密度に圧縮し、指向性を持たせた火炎の魔力は、最後の魔物を物も言わせず灰に返した。 475 :冒険者のやきもち2:2012/08/25(土) 15 54 42.04 ID y28yczQY 「よーし、終わった終わったー」 「ベルド、お疲れ」 「おう」 剣を鞘に収め、ベルドは大きく伸びをした。そのやや後ろから、ヒオリがぱたぱたと駆け寄ってくる。ブラッドクロウの爪を切り落としながら、ベルドはヒオリに返事を返す。 当たり前だが、魔物を倒しても金銭なんぞは落っことさない。しかし、魔物が持つ爪や甲殻などの素材は優秀な武具の材料ともなり、冒険者達は倒した魔物からこれらを剥ぎ取って店に売り、現金を手に入れているのである。 世界的に有名なスライムなんかも、乾かせば防具の接着剤なんかに使えたりもするのだ。 「終わったら、そろそろ帰ろうよ」 「ん、そうだな」 見てみれば、随分と遅くなってしまった。沈む夕日が木漏れ日ともなり、辺りを綺麗なオレンジ色に染め上げている。ベルドはおもわずしみじみとし、らしくもなく風情に浸ってみせる。 「こういう綺麗な場所で女の子に告白したら、ムードは出るかもしれんねぇ……」 が、そんなベルドのぼやきに対し、ヒオリは眉を跳ね上げた。 「何それ!? ベルド、もしかして――」 「――いや、違うから。食って掛かってくるなっつーの」 ヒオリの必死な形相に、ベルドは笑いを堪えながら返す。 「つーかお前を差し置いて一体誰に惚れるんだよ」 「……カレンとか」 「ありえねえ」 ヒオリの言葉に、ベルドはゼロコンマ一秒で切り返した。それでも不満げ 不安げな瞳を向けてくるヒオリに、ベルドはでっかいため息をつく。 カレンとは、彼らの仲間の一員である。貴族の直系である見目麗しい女性であり、かつて大富豪の奴隷であった傷だらけのヒオリとは、ほとんどの面で真逆である。どうやらヒオリは、自分にないものを全部持っているカレンに対し、若干のコンプレックスを抱いているらしい。 「だいたい貴族だろうが金があろうが、人間的に願い下げだ。ついでに俺は平等主義者なんでね。女尊男卑なんてごめんだよ」 「……男尊女卑は?」 「そっちも同じく。男女平等は俺のポリシーだ」 へらへら笑って、ベルドは肩をすくめてみせた。 カレンの家は、何故か女性ばかりが生まれるような家である。よって、男尊女卑ならぬ女尊男卑の風潮が若干はびこってしまっていた。 さらに、カレンはそんな貴族の家系であり、欲しいものを何でも与えられてきたからだろうか、自分の主観において行動する面やわがままな性格をもっている。彼らの仲間の一人に完全効率主義者の侍がいたりするのだが、当然ながら相性は最悪だったりする。 また、家族との葛藤で悩んでいたところをヒオリに対してぼやいてしまい、それが元でヒオリとも対立を始めていた。 しかも、最初はそこそこ仲が良かったものの、長らく旅を続けるうちに本当の性格に気付いたベルドもだんだんカレンに愛想を尽かし、結果、カレンはこのメンバー内において孤立の道を歩み始めてしまっていた。 476 :冒険者のやきもち3:2012/08/25(土) 15 55 54.36 ID y28yczQY そんなカレンに自分が劣っているのではないかと心配事を告げられたヒオリに、ベルドは少なからぬ失望を込めてこう返す。 「だいたいああまでしたのにまだ疑うか? そこまで疑惑持たれると何か悲しくなってくるぞ?」 「だって……」 半分涙目で見上げてくるヒオリに、ベルドは悪戯心が沸いてくる。 「ほー、まだ言うか。ならば俺がどれだけ本気かってーのを具体的かつ文字通り身体に叩き込んでやろうか、あー?」 振り返って、両の指をわきわきと卑猥に動かしながら歩み寄ってくるそんなベルドに、ヒオリは沈痛な表情で告げる。 「ベルド……」 「あ?」 「馬鹿なことやってると、不意打ち食らうよ?」 「あぎゃあっ!」 森に住む巨大な変種ガエルのタックルが、横合いからベルドを吹き飛ばした。 477 :冒険者のやきもち4:2012/08/25(土) 15 59 08.56 ID y28yczQY 「いやー、暴れた暴れた」 「ふふっ、お疲れ様」 あの後すぐに樹海から戻り、宿屋の部屋に帰ってきたベルドの言葉である。どかりと荷物を放り出し、一休みをして即座に立ち上がる。部屋の中をあちこち見渡し、クローゼットや鏡台の引き出しも調査していく。 今まで一度も遭遇したことはないが、定番の行動だった。冒険者という無法の連中がいる中で、いつ何が盗難されてもおかしくない。 幸いベルドたちは数週間単位で部屋を借り切っているので、カギをかけて出かけてしまえば盗難に遭うことはないのだが、一応確認しておかねば後の行動に支障が出る。 「ヒオリ、そっちは何か問題あるか?」 「ううん、ないよ?」 とりあえず、盗まれたようなものはない。最後に、戸棚の中を覗き込…… 「うわあ、なんだよこれー!」 「は?」 ……んだ瞬間、ヒオリからの悲鳴が上がる。震えるその手に握られているのは…… 「げ……っ!」 ……ベッドの下に隠しておいた、己の性欲を静める道具――エロ本だった。 (しまった……っ! そういえば、元に戻すの忘れてた……っ!) ベルドも年頃の男である。そして当然のことながら、そういうのにも興味を抱く。さらにはグレイン時代にいろんな意味で爛れた生活を送ってきたベルドは、その辺中途半端に成熟していた。いや、普通この年代は成熟してるけど。 というわけで、ベルドもそういった類の本は隠し持っているのである。 いつもなら荷物袋の底を二重にして、その合間に隠しているのだが(結構手間隙はかかるが、割と完璧な隠し方)、実は昨夜イロイロと溜まっていたせいか、無性に「そーゆー感覚」が湧いたために、ヒオリがいない間にその本を引っ張り出していた…… のだが、全く想定外のタイミングで彼女が帰ってきてしまったため、さすがに隠す暇がなかったベルドは、応急処置としてベッドの下に放り込んだのだ。そういえば、帰ったら速攻で元に戻そうとは思っていたが、それより先にヒオリに見つかってしまうとは…… 「うぅ……ひどいよ、ベルド……」 信じてたのに――と、その目が無言で訴える。いやそう言われても体は言うことを聞かないんですよ! そう男の機微を訴えても分かってもらえるはずもなく、それ以前に何かを言うことも出来ない。ヒオリはくしゃっとその本を握りつぶすと、いきなり火炎の呪文を発動した。 「なあぁぁーーーっ!」 当然ながら、エロ本は高い。ヒオリが知る由もないが、今一瞬で灰に返したソレはなんと千五百以上もした代物だったのだ。ぼろぼろと零れ落ちていく灰の欠片に、ベルドは魂からの悲鳴を上げた。 が。 「……ベルド」 次の瞬間、ヒオリから繰り出された冷たい声に、ベルドは思わず凍りついた。ヒオリは顔を伏せたまま、ベルドに手を差し出してくる。 478 :冒険者のやきもち5:2012/08/25(土) 16 02 14.45 ID y28yczQY 「まだ隠してるんでしょ。大人しく降参して早く出して」 「はいぃ!」 あの大富豪も裸足で逃げ出すんじゃないかと思われるほどの迫力に、ベルドは即刻降参していた。蹴りだされるように隠していた残りのエロ本全部を渡すと、ヒオリはそれも丸焼きにする。それを終えると、ヒオリはベルドを睨みつけてきた。 「まだ隠してるよね」 「い、いや、さすがにもう隠してない――」 あんな迫力で言われてしまって、嘘などつけるわけもない。ヒオリはそれでも疑わしげな目つきだったが、それでも納得はしたらしい。ベルドのほうに、ゆっくりと歩み寄ってくる。 ゼロ距離まで歩み寄ると、ヒオリはベルドを見上げてきた。ヒオリの目線に捉えられ、ベルドは思わず後退り―― 「――――っ!?」 がばっ、と。いきなりヒオリが、ベルドに背伸びして抱きついてきた。 後頭部に手を伸ばして無理矢理ベルドの顔を下向かせると、ヒオリはベルドの唇を奪う。突然のことに混乱したのか全く動きを見せないベルドの中に舌をねじ込み、貪るように絡ませる。 唇を離すと、ベルドと自分の位置をものの一秒で調整し、飛びかかるようにベルドを力ずくで押し倒した。 そのままベルドの上にのしかかってきたヒオリだったが、そこではたと動かなくなる。うつむかれた顔は、前髪で鼻から上が隠れて。表情が読めなくなったベルドだったが、その頬にぽたぽたと熱い雫が垂れてきた。 「……ヒオリ?」 「……い」 ベルドの胸板に手を乗せて、ヒオリは言葉を流し続ける。 「……ひどい、ひどいよっ……」 「……え?」 「ボクがいるのに、いくらでもしてあげるのに……なんで、こんな本なんか読むんだよ……っ」 言葉を失うベルドに、ヒオリはぽろぽろと涙をこぼしながら続けていく。 「ボク、嬉しかったのに。ベルドに、してあげて、ベルドが、あんなに悦んでくれてるの見て、あんなに気持ちよさそうに感じてくれてるの見て、凄い、嬉しかったのに。あんな嫌な調教で教えられた技術だって、役に立ったって、安心したのに」 「…………」 「ずっとずっと、次はいつ求めてきてくれるかなって、凄く楽しみにしてたのに。どうやって悦ばせてあげようかなって、ずっとずっと、考えてたのに。それなのにベルド、また、あんな本なんかに走っちゃうなんて――そんなの、ひどいよっ……」 「ヒオリ……」 自分の軽薄な行動が、いかに彼女を傷付けたのかを知って。なまじあんな過去を送らされた分、その行動は余計に傷付けられるものだったのだろう。彼女の言う通り、それにはそれしか意味を見出せないものだったのだから。 「……ごめん」 気の利いたことなんて何も言えずに、ベルドはヒオリを抱き締めた。ヒオリはされるがままに、ベルドの首筋に顔を埋める。小柄な体を抱き締めて、ベルドは何度も頭を撫でる。しばらくそのままの沈黙が流れていたが、ふとベルドはぞくりと体を震わせた。 「ちょ、ちょっと、ヒオリっ?」 ヒオリは、ベルドの首筋に唇を当て、舌を這わせていた。ぞくぞくとした快感が走って、ベルドは思わず声をかける。と、ヒオリは拗ねるように、首筋に軽く歯を立てた。 479 :冒険者のやきもち6:2012/08/25(土) 16 03 00.92 ID y28yczQY 「ぃっ!?」 「――ベルドなんて、許してあげない」 どこか嬉しそうに言うヒオリに、ベルドは返事に困ってしまう。熱い吐息がベルドの耳に吹き込まれて、首筋にかかる。ヒオリはいつの間にか、右手でベルドの体を抱き返していた。 左手でわき腹を撫でて、腿を撫でて――挑発するような行動に、ベルドは素直に反応していた。服の股間部分を持ち上げてきたベルドのそこを、ヒオリは服の上から柔らかく触る。 「あ……」 「こんなに、おっきくしちゃって……もう、我慢できないの?」 「だ、だって……」 エロ本を取り出したのだって、性欲を覚えたからだ。それが、しようとしたところで帰ってきてしまって、中途半端な状態で終わってしまった。それなのに、よりにもよってヒオリから誘われてしまえば、すぐに反応してしまう。 「ヒオリ……ヒオリぃ……」 「なぁに?」 張り詰めた先端部分を撫でられて、ベルドは思わず声を上げていた。ヒオリは笑みを漏らしながら、焦らすように撫でていく。指先が這い回るように動き回って、ベルドはあっけなく陥落していた。 「もう……もう、してぇ……」 「え~? どうしよっかな~?」 そんなことを言いながらも、ヒオリはベルドにキスをした。唇を離すと、服を少しだけ脱がして露出させる。もう先走りが出かかっているそれを包み込むように優しく握ると、震えたベルドの耳元にそっと囁いた。 「……ふふっ。いいよ。もう、えっちな本なんかじゃ満足できないぐらい、めちゃくちゃに感じさせてあげるんだから」 「あ……あぁぁっ……」 しゅにしゅにと陰茎を扱かれ始めて、ベルドは甘い声を上げる。ヒオリはそんなベルドの様子を嬉しそうに眺めると、少年の耳元に囁いてきた。 「もう。気持ちよさそうな顔しちゃって……えっちな本見てるのとボクにされるの、どっちがいい?」 「ひっ、ヒオリに、されるの……」 力の入れ方も、しごいて擦ってくれる速度も、ヒオリは自分よりも上手いくらいだった。優しく擦り立てられながら、甘い声で誘われる。 「出しちゃいたい?」 「――――っ」 骨抜きにされてこくこくと頷いたベルドに、ヒオリはまた唇を当てる。そうしながらもヒオリは動きを早くして、ベルドを優しく追い立てていく。言葉と指先に追い詰められて、ベルドとベルドの陰茎が震えた。その耳に、ヒオリは悪戯っぽく問いかける。 480 :冒険者のやきもち7:2012/08/25(土) 16 04 50.44 ID y28yczQY 「ね……ベルドが好きなのは、ボク? それとも、これ?」 「え……」 「どっち?」 「はぅっ! ひ、ヒオリ……」 「……ほんとう?」 「ひうぅ!」 ちゅくっと先っぽを握り締められて、ヒオリは先端部分を集中的に責め始める。ベルドは体を反り返らせて感じていたが、それだけは譲れないと悲鳴に近い声を上げた。 「ひ、ヒオリが好きぃっ! ヒオリにされるのも、好き、だけど、それ以上にヒオリが好きいぃっ!」 「あ……」 ぐにゅぐにゅと揉まれながらも、途切れ途切れながらもどうにか言い切る。ヒオリはその言葉に呆気に取られたようになると、少し申し訳なさそうな顔をした。 「……ごめん。ごめんね、ベルド……」 「う……」 ヒオリの指が止まっても、途中まで責められていた状況は変わらない。ベルドの陰茎がじくじくと疼くが、ここで欲望に負けるのだけは嫌だった。 ヒオリの体を抱き締めて、頭を何度も撫でてやる。抱き締められて頭を撫でてもらうのが、ヒオリは一番好きだった。しばらくそのままの体勢でいたヒオリだったが、やがて顔を上げてきた。 「でも……一言ぐらい、言ってほしかったな」 「……悪かった」 良くも悪くも――いや、ほとんど悪いほうになのだろうが――彼女は普通の娘じゃない。普通なら恥ずかしくて言えないようなことでも、彼女は結構傷つくのだ。 ヒオリはベルドの唇を奪って、再び耳元で囁いてくる。 「それじゃあ、そろそろ……こっちのベルドも、慰めてあげるね?」 「ぁっ……」 お預け状態にされてしまって、ひくひくといやらしくおねだりしていたその部分を、ヒオリはそっと握り締める。そのまま、再び上下に扱き始めた。 「ね、ベルド。焦らして欲しい? それとも、た~っぷり搾って欲しい?」 「ふ、え……し、搾って……」 さっきから、結構いじめられていたのだ。ベルドはもう、限界だった。おねだりを聞いたヒオリがくすっと笑うのを見て、ベルドはぞくっとした期待に背筋を大きく震わせる。 とろとろと溢れている先走りを、ヒオリは手の平に絡めていった。そのまま、水音を立てながら少し激しく扱いてくれる。 「んぅ、ぅ……」 陰茎が訴える快感に、ベルドは腰を動かしながら、脚ももぞもぞと動かしていく。ヒオリはそれに応じるように、そっと袋を揉んであげた。 「あ……」 腰と足の動きが、激しくなる。自分の意志とは関係なく動く体に、ヒオリは自分の脚をそっと割り込ませて、ベルドの脚を絡め取ってきた。 481 :冒険者のやきもち8:2012/08/25(土) 16 05 51.51 ID y28yczQY 「あっ!?」 「動かしちゃ、だぁめ」 快感を逃がすことが出来なくなって、ヒオリは一気に扱くペースを早くする。腰を抑えられて、足を絡められて。全く動けなくなって、手の中で苦しそうにびくびくしているのを感じたヒオリは、ベルドを優しく追い詰めた。 「――イかせて、ほしい?」 首を縦に振るベルドに、ヒオリは甘い堰を切る。 「……いいよ。思う存分、白いの出して?」 「最後の一滴まで、ぜ~んぶ搾ってあげるから……」 「あ……で、出ちゃ――っ!!」 快楽攻めと言葉攻めにされて、ベルドはついに落とされてしまった。先端が一回り大きくなり、びゅるびゅると吐き出されていく液体がヒオリのお腹にぺちゃぺちゃとかかる。だがそれを受けたヒオリはむしろ体を擦りつかせ、搾り立てる動きを早くしていく。 「あ……出てるね、気持ちいい?」 「んぁ、ああぁあっ!」 「ふふ……ベルド、女の子みたいな声出してる」 「そ、そんなに、激しくされたらぁっ!」 「いいよ。いっぱい出して?」 「あ、ああぁぁぁああぁぁっ!!」 びゅくっ、びゅくっ、と、射精はなかなか終わらない。溜まっていた所を最愛の少女から搾り出されて、気の狂いそうな快感にベルドはよがりながら喘ぎ声を上げる。 「もう……えっち。こんなにたくさん、出しちゃって」 「ふえぇ……全部、全部出ちゃうよぉ……」 「いいよ。全部、ぜ~んぶ搾ってあげるから……」 「あ、あ――――っ!」 体を仰け反らせて、顎を上向けて。絡みついたヒオリの指で真っ白な精液を搾られながら、ベルドはヒオリの責めと愛と与えてくれる快感を、思いっきり貪っていた。 やがて勢いは弱くなり、ベルドはびゅるっと最後の一回を吐き出した。ヒオリは裏筋に指を当てて、尿道に残った最後の精液も丁寧に搾り出してあげる。 言葉通り、本当に最後の一滴まで搾ってもらったベルドは、ゆっくりと扱いてくれるヒオリの指で、快楽の余韻を感じていた。そして、ヒオリは―― ――絡みつくような指の動きで、またベルドを責め立て始めた。 482 :冒険者のやきもち9:2012/08/25(土) 16 09 26.47 ID y28yczQY 「っ、やっ、やめてぇっ!」 「だぁめ。ぜ~んぶ、搾るんだから」 たまらず叫ぶベルドだったが、ヒオリは擦りたてる手を離してくれない。射精直後の敏感な陰茎を擦りたてられ、ベルドは悲鳴の声を上げた。吐き出した精液を陰茎に塗られ、ヒオリにぬるぬると扱かれていく。 足をばたつかせても既にその足はヒオリの足に絡められて動きを封じられており、逃がすことも出来ないままどんどん快感を送り込まれていく。 「やめてっ、ほんとに、おかしくなっちゃうから……っ!」 「うん、いいよ? 責任、取ってあげるから。壊れちゃうまで、愛してあげる」 「そ、そんな、そんな――」 「ベルド、ベルド……ボクの、ボクだけの、ボクだけのベルド……好き、大好き、もう、絶対、放さないんだからぁ……」 「ぁ、あ、ふぁ、あ――」 「あ……出るの? いいよ。いっぱい、出して?」 「っ、――っ!!」 ヒオリの言葉に、ベルドは唐突にそれを理解した。 ヒオリの心にあるのは、愛情と嫉妬が両方だ。戦闘中のカレン話に、直後のエロ本。今まで散々虐げられていたヒオリが、やっと手に入れた初めての宝物がベルドなのだ。 ヒオリは恐らく、不安なのだ。自分の拠り所にもなっているベルドが、何かに取られてしまうのが、不安で不安でたまらないのだろう。そんな彼女のやきもちが、ベルドへの愛撫に繋がっているのだ。 彼女の真意を理解してしまったベルドであるが、状況は全く変わらない。ついでに、気持ちよすぎて変えたくもない。特に敏感な先端部分をめちゃくちゃにこねくり回されて、ベルドは高い声を上げる。 もうベルドは、何か考える力なんて失っていた。ただヒオリに愛されまくって、されるがままに優しく搾られるだけだった。 こねくり回すヒオリの手の平に、びゅるびゅると二度目の精液がかかる。そこをにちゃりと握りこまれ―― 「――――っ!?」 ――いきなり、ベルドはヒオリの温かい口に含まれてしまった。 ベルドに対する感情の前ではそれを口に含むトラウマなんかまるでなかったといわんばかりに、射精中のそこをちゅっと甘く吸い上げられて、ベルドは体を仰け反らせるように悲鳴を上げる。 と、幹を激しく擦りたてて搾りたててくれる左手とは別に、右手で袋を優しく揉まれ、その快感を覚えるより早く、ぬめぬめした舌で先っぽをねっとりとねぶられながら、たまに先端の切れ込みに先っぽをそっと差し込まれたり、いきなり激しく吸い上げられたり―― ――ベルドの意識は、当の昔に吹き飛んでいた。 その射精が終わる前に、次の射精まで攻め立てられて。初めての口の中で舐められ吸われる感触に、いわゆる「イキっぱなし」の状態まで追い込まれて、それでも容赦なんてしてくれなくて。 擦られ扱かれねぶられ吸われて、防音設備なんか軽く越えそうな甘い悲鳴を上げながら、ベルドは気絶してしまうまで、そして気絶してもなお、ヒオリに一滴残らず空っぽになるまで激しく吸いたてられてしまうのだった。 483 :冒険者のやきもち10:2012/08/25(土) 16 12 38.74 ID y28yczQY 「う、く……」 妙にすっきりした感覚を抱きながら、ベルドはゆっくりと目を開けた。体を起こすと、既に日は高く昇ってしまっている。 「……おいおい」 なんで、誰も起こしてくれなかったんだ――そんなことを思うベルドであるが、その疑問は横から響いた声で中断された。 「おはよ、ベルド」 「……ああ、おはよう」 腕を伸ばして、ヒオリの頭を撫でてやる。嬉しそうに擦り寄ってくるヒオリに、ベルドは聞いた。 「なあ、今日って……」 「……ん。お休みだよ?」 「へ?」 慌てて、枕もとのカレンダーを見てみる。すると、確かに今日は休みの日だった。日付感覚ボケたかなと思うベルドに、ヒオリは体を絡めてくる。 「……気持ちよかったでしょ?」 「……っ!?」 何があったのかを一瞬で思い出して、ベルドの頬に熱が集う。あ、まっかっか。そう言って嬉しそうに微笑むヒオリに、ベルドは思わず苦笑する。 昨日のヒオリは、初めて結ばれた時とは比べ物にならないくらい強烈な愛撫を与えてきていた。 あの言動と行動が示す、狂わんばかりの嫉妬と焦りに、強烈に過ぎる独占欲。そして何より、たっぷりと詰まったヒオリの愛情。あそこまで自分を求めてきてくれた少女に、惚れ直すなというほうが無理だ。 「…………っ」 と、裸の体を絡められている所に昨夜のことを思い出していたせいか、陰茎が思い切り反応する。それを敏感に察したヒオリは、ベルドの性器にそっと手を伸ばしてきた。 「ぃっ!?」 「もう……ベルドの、えっち……」 指を絡められ、ベルドはぴくっと反応してしまう。ヒオリはベルドにキスをすると、また耳元で囁いてきた。 「いいよ。寝てる間に溜まった分、ぜーんぶ出させてあげるから、今日はボクのこと抱き締めながら、思いっきり愛してね?」 ベルドが返事をするよりも早く、ヒオリは硬くなったベルドのそれを、ねっとりと丁寧に扱き始め―― ベルドは朝から、たっぷりと搾られてしまうのだった。
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登録日:2018/01/24 Wed 07 40 10 更新日:2024/01/27 Sat 08 21 39NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 20 39プロジェクト 765プロ Fairly THE_IDOLM@STER ことめぐ やっほ アイドルマスター アイマス ギャル ミリオンライブ! ミリシタ ミリマス 友情番長 埼玉県 所恵美 所沢 藤井ゆきよ 露出狂 『やっほ、プロデューサー。アイドルのことなんて何にも知らないけど、劇場を大きく出来るように頑張ってみるよ~。おっと、アタシは、所恵美ね!』 所 恵美(ところ めぐみ)は『アイドルマスター ミリオンライブ!』シリーズの登場アイドル。 CVは世界一美しいもちょの姿見 イメージカラーは明るい黒 ■プロフィール タイプ Fairly(Vi) 年齢 16歳 誕生日 4月15日 血液型 O型 身長/体重 159cm/47kg 3サイズ 88-56-85 出身地 埼玉県 趣味 カラオケ 特技 人の誕生日を覚えること 好み 友達 CV 藤井ゆきよ アイドル以前から読者モデルとして活躍している今時のコ。 見た目は派手だが友情に篤く、泣き虫。 【アタシの概要なんかにキョーミあるわけ~?物好きだな~】 華やかな外見でスタイルもいい16歳。 文字に起こした場合、ナマエをカタカナ表記されるようなしゃべり方をする。 プロデューサーに誘われる以前から読モとして活躍していたが、いわゆるゲーノーカイにキョーミをもったのはスカウトされてからで、アイドルとなってからも積極的にアイドル活動に挑戦しているというよりは、自分の可能性を信じてくれた相手=プロデューサーや仲間の応援に応えたいという意識が強い。 そのため、同僚達に比べて自分にアイドルをやっていく上でのモチベーションや理由が希薄なことを自覚しており、それを悩むような発言も(ただし、そうした意識を持つようになったこと自体が恵美の心境の変化でもある)。 外見や雰囲気で勘違いされやすく、相手が年上や目上でもフランクな態度で接することを怒られた経験でもあるのか、Pに礼儀作法について質問してくることもあるが、根はマジメで人間同士ならば本音で付き合いたいと思っているような節がある。 抜群に場の空気を読む能力に優れ、その時に必要なことを出来るのが恵美の長所だ。 読モとして、そこそこ名前を知られているらしいのだが、それでも自分をフツーのコと認識しており、見た目の派手さに反して、特に目立ちたがり屋とゆーわけでもない。 プライベートでも友達が多く、趣味はドリンクバーなどを利用してファミレスでダベること。 アイドルになってからも同年代の友達が増えた、とばかりに積極的に交遊関係を結んでは面倒見のよさを発揮している。 子供がいれば自分から声をかけに行き、それが迷子ならば無視せずに助ける。 また、基本的に頼まれごとに弱く、道案内は断らず、街頭アンケートなんかにもよく引っかかっている(くる)らしい。 やはり、オシャレには並々ならぬ興味があり、服飾のアレンジも得意。 無人島サバイバルでも自然物を利用して仕立屋として活躍した程。 本人は自身を過小評価しているが、アイドルとしての適正はかなり高めで、運動神経もいい。 自分に選んでくれた仕事については全力を出す主義で、周りへの気配りも忘れないなど、置いておくと本当に使えるコである。 セリフも仲間への気づかいが感じられるものが多く、個人よりも集団を意識した発言が多いのも特徴。 また、仲間のこととなると、なかなかに熱く語るタチでもある。 ……このせいか、仲間の活躍を見ているだけで満足してしまうような部分もあり、本人の才能や魅力を活かせていないような所も少なくなく、それをまつりに指摘されて、やや不機嫌になったことも。 Pが恵美が目立つ仕事を用意すれば解決する程度の問題ではあるし、最近になって、いきなりミュージカルやらせても普通に難しい役をこなせるのが解ったので、仕事に関しては何やらせてよくね?……てなものであるが。 先輩組含めて765プロでは新天地の『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』まで出身地が細かく設定されていなかったのだが、恵美のみは通常立ち絵(基本モデル)のシャツに書いてある“LOVE105630”が“ラブ所沢”と読めることや、事務所に自転車置場が無いことについて「だから東京はダメなんだよな~」といった発言から埼玉出身だと予想されていた。 LTD02でも「私は所沢」と語る場面があり、『ミリシタ』では埼玉県人だと明確にされた。 この他、自分のスタイルに自信があるのか、年齢的に立派なモノを持っているのに自分にそこまでの色気が無いとでも思っているのか、事務所やPの目の前で“暑い”などを理由に、大胆な格好をしても平気ということもあげられる。 物凄い薄着をした結果、周囲の視線を釘づけにしてしまっているのを自覚しても“見られても減るもんじゃないし”と開き直るなど、知らない人が見たら勘違いされてしまいそうな行動も。 Pに対して『ちょっと、なんでジロジロ見てる訳? も~、見たいなら、見せてあげるって~。ほらほら!』などと挑発してくるような発言もある。 そんな恵美だが、バラエティーの水泳大会でしとどに濡れたセーラー服に着替えさせられた時は流石に恥ずかしがっていた。 セリフからすると“着替え”というシチュエーションが恥ずかしかったともとれるが、濡れてスケスケになったセーラー服を見て、今回ばかりは恥ずかしいと感じたのか……。 自分から脱いだんじゃなくて、この時は企画だったし。 恋愛関係については自ら「よく分からない」と発言。 陰で泣いている男子も多そうである。 趣味はカラオケ。 ユニット“灼熱少女”の打ち上げも、恵美発案であろうカラオケ大会だった。 また、前述のようにファミレスやショッピングも好き。この辺の趣味はいかにもだ。 特技は人の誕生日を覚えること。 【最高の仲間だよ~!】 シアターでも特に仲がいいのは琴葉とエレナ。 二人とはマブダチであり、共に恵美のカードの名称から、半ば公式として理解されているユニット“トライスタービジョン(TSV)”として括られている仲。 琴葉とはユニット“灼熱少女”でも一緒。 リーダー琴葉を支える参謀的な立ち位置で理論が先走り気味の琴葉と、メンバー間の調整を自然に行う。 生真面目すぎて、自らのリーダーの資質について思い悩みすぎてネガティブになってしまった琴葉にリーダーの交代をせがまれた時には言い合いとなった末に突き放すような構えも見せるが、全ては琴葉がリーダーとして全員から信頼されているということを理解した上での行動であった。 真美から「不良なのにマジメすぎ」と評されたりと、普段の口調や態度はともかく、恵美本人の性格がよく現れたエピソードと言える。 エレナとは前世からの相方であった。 【いー歌だよねぇ…】 ■ソロ曲 『アフタースクールパーリータイム』 『フローズン・ワード』 『Hearty!!』 いつもの恵美と、“蒼い炎”とも評される、隠された情念が表現されていると評判を呼んだ対照的なソロ曲。 ライブではどっちにしてもゆきよさんが泣く。 『アフター……』は“めぐみぃハッピー”の空耳(というか歌ってるよね)が楽しい。 『フローズン・ワード』はよく『フローズン・ワールド』と間違えられる。 公式や同僚にさえ。 ■デュエット、ユニット曲 『Blue Symphony』 『ジレるハートに火をつけて『』 『エスケープ』 『Raise the FLAG』 『brave HARMONY』 『FairyTaleじゃいられない』 『昏き星、遠い月』 『Ever lasting』 『ビッグバンズバリボー!!!!!』 『ミリシタ』ではFairly公演の選抜メンバー、ミュージカル風公演の両方に選ばれ、カッコいいめぐみぃばかりか、演技も出来るめぐみぃを見せる。 あのさ、追記とか修正って、具体的にどうすればいいわけ?よく運営に注意されるんだけど、アタシ的には普通にしてるつもりなんだよねー。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 中の人も外の人も泣き虫 -- 名無しさん (2018-01-25 04 01 42) 名前 コメント
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235: 弥次郎 :2021/08/09(月) 22 29 24 HOST softbank126066071234.bbtec.net 憂鬱SRW ファンタジールート 証言録「もしくは、世界と個人の残酷なまでのズレ」 「平成世界側でも大惨事だっていうのに、こっちもこっちで新しい動きとはねぇ…」 「まだ情報収集を行っている段階ですが……まあ、なんとも愉快なことになっているようですよ」 ストライクウィッチーズ世界(時系列1939年)が確認された連合の話し合い。特地などへの対応が優先されたため、介入のプライオリティーはこの時点では低かった。 「こりゃあ、ネウロイだな……」 「まさかこの世界で相まみえることになるとは……」 「扶桑国、リベリオン、カールスラントなどの時点で嫌な予感はしていたんだが、ドンピシャとはねえ」 「早期に介入しますか?」 「時期早々すぎる上に、こっちの準備が整っていない。ネウロイという外敵にこちらの戦力が有効かどうかもわからんしな」 「儘ならないものですね…」 交流が進むにつれて開示されていく情報に頭を抱える夢幻会。戦力が分散している上に、屈指の強敵であるネウロイ相手にはさすがに手を出しあぐねていた。 「おのれ、存在X!(以下、素敵な罵詈雑言の嵐が続きますので中略)。ともあれ……『前回』と同じく身を立てていかねばなるまい」 再び転生させられたターニャ・フォン・デグレチャフ(の中の人)。散々な目に合わされ、再びの幼女スタート(inカールスラント)にぶち切れ。 「……えっ?」 「どうした……えっ?」 「ホワイカールスランドピーポー……?(宇宙猫)」 カールスラントの新聞に載る「ターニャ・フォン・デグレチャフ」の名前に凍り付く転生者達。 「現地呼称『ネウロイ』に有効な戦力の開発は、概念実証機などは完成して前線でのテストの最中です。 これらを技術と共に現地勢力へ供与し、研鑽することは、遺憾ながら余力の少ない連合の戦略にかみ合ったものと推測されます」 連合の戦略を練る会議の場において。連合は分散せざるを得ないリソースや戦力を最大限生かすべく、現地勢力への支援を行うことを決定した。 「クラーラ・エルンスト中尉、本日付けで配属となります!よろしくお願いいたします!」 「エーリカ・レールツァー中尉、同じく着任いたしました」 「ターニャ・デグレチャフ少尉、ただいまを以て着任いたします!」 「ようこそ、エネラン戦略要塞へ。そして、最前線へ。歓迎しよう、盛大にな」 ストライクウィッチーズ世界に設営された連合の拠点「エネラン戦略要塞」に続々と着任する将来の戦力の卵たち。同位体がちらほらと。 (ほう……『前回』の魔導士の装備よりもマシに見えるな。演算宝珠の代わりになるコンピューターを搭載。 そして、搭乗者だけではなく、内燃機関の搭載によって出力や性能に差が出ないように均一化している。 ウィッチの使うストライカーユニットなどよりも洗練されている。というか、アレはよく形にしたというべきかな。 座学で聞いた限りでは、安定した装備となったばりであるようだし……) MPFシリーズを見せられて、デグ閣下の評価。ストライカーユニットもそうであるが、個人の素質に左右され、不安定だったものから見れば、遥かに完成されていた。 236: 弥次郎 :2021/08/09(月) 22 30 07 HOST softbank126066071234.bbtec.net 「よく来たものだ。私が諸君らを鍛え上げる教官や講師のトップを務めるリーゼロッテ・ヴェルクマイスターだ。 諸君らは自ら志願してここに来た。ならば、それに応えるべく……殺す気で強くしてやろうではないか」 「」 「」 「」 「」 「」 ウィッチや魔導士たちの前に現れる超ド級では済まない魔女リーゼロッテ。この後無茶苦茶地獄の訓練をした。 「良く持った方だが……まだまだだな」 「化け物め……」 「……強すぎる」 「そら、次だ」 ヴェルクマイスター式スパルタ教育。志願してきたのだから、とその魔術をいかんなく発揮し、へし折ってでも鍛えていく。 「なんですか、この……箱は?」 「なにと言われても、コンピューターです、としか」 「なんですかそれは?」 「えっ」 「えっ」 史実1942年の技術水準のストライクウィッチーズ世界の人々はコンピューターというものを知らなかった。 「これはなんでしょう?」 「シミュレーターだ。魔導演算機によって、実際の戦場を忠実に再現する。 実際に武器弾薬や装備を使わなくとも訓練ができる便利なものだと思ってくれればいい。 さあ、ここから中に入って」 「こんなので訓練できるのか……?」 シミュレーターを前にして、同じくストライクウィッチーズ世界の人々の反応。 「ちなみに諸君らの訓練は何もMPFだけではないのでな。 個人ごとに適正がある兵器での訓練も行ってもらう」 「で、ですが、すでに訓練兵たちは限界に近いのです……!」 「相手はそんな生ぬるくはないぞ?そして、我々はそれ以上の怪物と戦ったこともある。 ここで死ぬ気にならなくて、どうして戦場で全力で、死ぬ気で戦える?」 ストライクウィッチーズ世界の大人たちは過酷すぎる訓練に苦言を呈すが、ぐうの音も出ない反論で黙らされることに。 (ふふふふふふふふ……やっと、やっとだ!あの人外共との訓練もようやく終わりだ! 新技術の研究と研修という言葉につられた私は愚かだったのだ!何が後方だ!前線よりも死にかけたぞ! おまけにスケジュールはハードを極めた!(中略)いかにウィッチが重要とはいえ子供をここまで扱くか普通! そりゃあ私だって最前線で英雄だの、ラインの怪物だの、挙句の果てに白銀だの言われるようになったが!(中略)際限というものがあるだろう! ともあれ、ここから出たら今度こそ後方での仕事に就く!教官職などならばいいかもしれんな! 私のような最前線経験者は後方での訓練にこそ投入すべきだ、幸い経験もあるのだし(以下略)!) 一通りの訓練や研修の地獄を潜り抜けたデグ閣下。呪詛を吐きながらも、未来に思いをはせる。なお、フラグであった。 「ど う し て こ う な っ た の だ !」 渾身の顔芸、デグ閣下。その手には最前線部隊への配属命令書が。 237: 弥次郎 :2021/08/09(月) 22 31 08 HOST softbank126066071234.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 割と自由にというか、粗があるかもですがご容赦を。 1942年時点で実証機であるYPFシリーズはすでにテストを完了。 順次、制式採用型のMPFシリーズに置換が進められている感じですね。
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そして走り始めた影 ◆Qz0e4gvs0s 走り出したスバルが最初に目指したのは、南方にある商店街だった。 西側の新市街も考えたが、距離が遠すぎるため断念した。 目指す理由は、物品補充のため人が集まるからだと考えたため。 あてもなく動くよりも、こういった場所で一気に殺したほうが時間短縮になると思ったからだ。 そのため、舗装された路上を走りながら、スバルは今後の方針や殺害方法を整理していた。 (この殺し合いには、大きく分けて5種類の人間がいる) まず始めたのは、参加者の大きな区分けだった。 A.率先して殺す奴 B.理由があって殺す奴 C.殺すことができず殺される奴 D.殺されたくないため、他の参加者と協力する奴 E.殺すつもりでいながら、平然とDに加わる奴 (AとBは判りやすいから、問題なく殺せる。CとDは殺せなければ後回しでいい……問題は) 周囲に気を配りながらも、スバルは先ほどの忌々しい状況を思い出していた。 (Eに区分する奴らだ。あの場で集められた中で何人かは必ずいる) スバルが危惧しているのは、レオやきぬがDにいる状況でEが加わることだった。 (二人がいなけりゃ、そのグループごと殺せばいいが、もし二人がいたら――) そこまで考えて、スバルはゆっくり足を止めた。 「はは。アイツらに怨まれるかな」 怨まれてもかまわない……聖域は、すでに崩壊しているのだから。 ◇ ◇ ◇ ◇ 住宅街が目で確認できるあたりに来た頃、大きな振動音が響いた。 「っなんだ!」 一瞬狙われたと勘違いして、近くの樹木に身を隠したスバルだったが、どうやらそうではなかった。 目指していた住宅街の一角から、微かだが煙が上がるのを確認できたためだ。 「先客がいたってことか」 殺しあってくれるなら都合がいい。スバルはバットを取り出し、軽いストレッチをすると静かに走り出す。 (何人いるかは知らないが、生きてるなら殺すだけだ) 殺意を隠すことなく、スバルは着実に住宅街へと進んでいく。 もちろん、道路の真ん中を歩くような無用心な行動はしない。 手負いなら好都合だが楽観視はできない。とにかく、見つけ次第殺せばいい。 (そうだ。見つけたら殺せばいい……それだけさ) 最初の一人目見つけるため、スバルは住宅街まであと少しと迫っていた。 【G-3住宅街付近 1日目 深夜】 【伊達スバル@つよきす~Mighty Heart~】 【装備:無し】 【所持品:人形(詳細不明)、服(詳細不明)、悟史のバット@ひぐらしのなく頃に、支給品一式】 【状態:健康だがやや興奮】 【思考・行動】 1:走り回って見敵必殺。 2:レオときぬのことが心配。 3:住宅街に生き残りがいれば殺す 基本行動方針:優勝を目指し皆殺し・主催者全員の殺害。 【備考】 爆音が手榴弾だとは気付いていません。 050 夢と決意と銃声と―― 投下順に読む 052 許せる嘘か? 許されざる嘘か? 038 エリーにおまかせっ☆ 時系列順に読む 052 許せる嘘か? 許されざる嘘か? 014 親友 伊達スバル 065 紛れ込む悪意二つ
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第一章 セレスティンの草原 その後すぐに、コウとヒナは他の四人と合流し、王宮に戻ることにした。 任務はその時々で様々だが、どんなものでも必ずその街や、他の国なら王宮から完了の証明書をもらう。 コウとヒナは先程、それを貰いに行っていて別行動を取っていたのだ。 王宮に着くと、すっかり顔なじみの使用人が迎えてくれる。 「お帰りなさいませ。お疲れのところ恐縮ですがアランドール様、女王様がお呼びです」 「わかりました。あ、だったら着替えないと」 「至急、と仰ってましたからそのままで構わないと思いますよ」 外から帰ってきてそのままの格好で会うのは正直気が引けたが、至急と言われては仕方ない。コウはそのまま使用人と共に謁見室へ行く。 入れ替わりにメイドがやってきて、 「他の皆様は着替えてお休みください。すぐにお茶をお持ちしますから。東のテラスでよろしいですか?」 と訊くのでカイが答えた。 「あ、はい。お願いします」 そんなに急ぎの用事ってなんだろうねえ、とアサミが呟いた。 謁見室に着くと、何人かの側近たちが待ち構えていて、入るなり扉が閉められ鍵まで掛けられた。 物々しい雰囲気に胸騒ぎがしたが、とりあえず礼をする。 「ただいま戻りました」 「ご苦労様でした。任務は滞りなく終わったようですね」 「はい。経費も何とか予算内に」 この場合経費とは主に食費を指している。カイとアサミが際限なく食べまくるので、貰っていく費用以上にかかってしまうこともある。 女王もそれでコウが苦労しているのを聞き知っているので、僅かに表情を緩めた。 「疲れているかとは思いますが、次の任務、というより使命です」 「使命?」 聞き慣れない言葉に、眉を顰める。 「マサキ・カロスを知っていますね?」 その言葉に、全身が竦んだ。 冷や汗が背筋を伝う。 「……はい」 答える声も震えている気がした。 「“信託”が下されました。彼はこの先、この国を、あなたたちを脅かす危険因子であると」 「そっ、んな……! 俺にどうしろって言うんですか!」 思わず声を上げていた。どうせ極秘扱いだ、部屋には防音の魔法でもかかっているだろうから構わない。 「危険因子なら、取り除くべきです」 「だから! 何故俺が!」 「あなた方は今、この国を守る戦闘員です。国を脅かすものは排除する。……これは他の五人に伝えてもらう、表向きの内容です」 表向き。 コウは唇を強く噛んだ。 自分だけ呼び出されたのには、やはり裏がある―― 「なぜあなただけ呼び出したか、わかりますか?」 「何となく……でも一応、聞かせて下さい」 「マサキ・カロスと直接面識があるのはあなただけです。それにカロス家とアランドール家は代々、水の魔法使いの統括を争ってきました。あなたが水の魔法使いとしてここにやってきたことを、マサキは快く思わなかった」 「……それで、俺の邪魔を?」 「平たく言えばそうです。けれど彼は頭が良すぎる。あなたに直接仕掛けては来ないでしょう」 「え?」 「どうすれば、あなたが一番ダメージを受けるか。彼はそれを知っています。仲間に被害が及ぶことに、あなたは耐えられますか?」 「っ!」 拳を握りしめた。 コウは仲間を守るためなら犠牲を厭わない。平気でどんな攻撃の前にも出ていくし、何だってした。 それは時に、弱点にもなるであろうことはコウ自身も解っていた。それでも、任務を遂行する上で敵わない相手もいなかったから――守りきってこられたから、困りはしなかった。 けれど、今度はきっとそうはいかない。 「……訊いても、いいですか」 「ええ」 「マサキは本当に自分の意志だけで、俺を倒そうとしているのですか」 「それは、答えられません」 隠すことでの肯定。 裏の裏がある。 でも今の自分では窺い知ることはできない。 「では、“信託”が下されたというのなら……天界でも何かしら動きがあった、ということですよね? それは教えてはもらえませんか」 「私達は“信託”のことしか聞いていません。そちらについてはわかり次第教えます」 「わかりました」 「当面は、被害を最小限に抑えることに全力を尽くしてください。彼がなぜ今、危険因子に定められたかはまだ、はっきりしていないのです。くれぐれも先走り過ぎないように」 「はい」 短く返事をして、礼をして踵を返した。 控えていた使用人が扉を開錠し、開けてくれる。 ふと立ち止まって、俯いたまま振り返らず訊いた。 「……マサキとの関係を、みんなには……」 「先刻申し上げたはずです。『表向きの内容』と」 コウとマサキに面識があることは隠せ、という意味だ。五人にはまだ、信託のことも自分たちの関係も伝えてはいけない。 「……承知しました」 絞り出すように言うと、背中で扉が閉められた。 「あ、おっかえりー」 着替えて東のテラスに行くと、テーブルの上いっぱいにスコーンやクッキー、紅茶を広げて五人が優雅に寛いでいた。リエが明るく迎える。 先程までの緊張感が一気になくなり、コウは肩を落としながら空いている椅子に座る。 「さっきあれだけ食ったのにまだこんな……」 「せっかくオレらが帰ってくる時間見計らって焼いたっつーモノをほっとくよりいいだろ」 スコーンに林檎のジャムを塗って豪快に食べながらカイが言う。街の食堂で『王宮の食事は堅苦しい』と言っていたのは確か彼だ。 とはいえ、コックたちが忙しい合間をぬって作ってくれたものには違いない。そこは納得して、クッキーに手を伸ばす。 コウが落ちついたのを見て、ミホが言う。 「で、次の任務の話だった?」 「いや。任務っていうか……やんなきゃいけないこと?」 「それ任務じゃん」 「んー……でも期限も決まってないし、具体的な内容もわからないんだ」 「何て言われたの?」 ミホが訊くと、コウに全員の視線が集まった。 「えーと……。マサキ・カロスっていう男が、俺たちとこの国を脅かすって」 「それで?」 「それだけ」 「はぁ?」 カイが思い切り変な顔をした。 「俺が聞かされたのはそれだけだよ。お前たちにも被害が出るかもしれないから、用心しとけだって」 「マサキ・カロスって誰?」 「カロス家は、水の魔法使いの統括の地位を、ずっとうちと争ってる家なんだ。マサキは、カロス家の次期当主……まあ、俺と同じ立場だな」 「……コウはマサキのこと知ってるの?」 アサミがそれまでとは違うトーンで訊いた。目つきも真剣そのものだ。 こういうときの彼女は、何か勘付いている。どこまで話していいものか、コウは少し考えてから口を開く。 「そりゃ、子供の頃から親にカロスの息子にだけは負けるなって言われて育てば、嫌でも意識するさ」 「そういう意味じゃなくて。統括争い以外に、ってこと」 「……ないよ。本当に家同士の争いだけだ。何度か、会ったことはあるけど」 アサミの雷色の瞳と、コウの青色の瞳がぶつかる。 先に息を吐いて視線を逸らしたのはアサミだった。 「そっか。でもさぁ、私たち顔知らないんだよ? そんな人にどうやって気をつけるの?」 急にいつものアサミに戻って、明るく言った。成り行きを見守っていた他のメンバーも緊張を解く。 「多分、直接あいつが出てくるって可能性は、低い」 「じゃあ被害って、具体的にどういうこと?」 「お前たちの知り合いの誰かに何かしら吹き込んで攻撃させるとか」 カイ、リエ、アサミが青ざめる。言った本人は涼しい顔で紅茶を一口。 「あ、みんな固まったわ」 「今きっとすごい速さで知り合いの顔が頭の中巡ってるんでしょーね」 人間界に知り合いのいないヒナとミホも澄ました顔だ。 いまいち現実に戻ってこられないまま、とりあえずテーブルの上の紅茶と焼き菓子を綺麗に食べ終えて、一旦全員自室へ戻った。 →次へ →リストへ
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>@wikiってAAの表示がIEだときれいだけど、FireFoxだとズレるんだな IEで使ってるフォントとフォントサイズ、FireFoxのフォントとフォントサイズ ずれてるAAページ教えてください。確認してみます -- (名無しさん) 2012-06-07 02 09 43 「やる夫」のリンクが外れ「主人公」になっていたのですが 主人公のページが作成されていないままだったので編集しておきました とりあえず「主人公」のほうがスレでの正規表現なのでこのままにしておきます -- (名無しさん) 2012-06-06 01 28 13 最近気付いたんだが、@wikiってAAの表示がIEだときれいだけど、 FireFoxだとズレるんだな……どうにもならんのだろうか -- (名無しさん) 2012-05-26 02 03 23 新しくページ作ってみてもいいんじゃない? -- (名無しさん) 2012-05-07 16 00 55 長ったらしくなると思ってテストページを借りてステータス上昇表作ってたら最終的にステータス計算式がコンパクトにまとまったんですが、 これ置いてもいい場所ってありますか? Q Aの能力値に置くのはなんか違うなあと… -- (名無しさん) 2012-05-07 01 22 59 固有イベントは毎回起きるやつじゃなくて、 サエーナ鳥とかロリカス遭遇とかギンガのトラウマとかを書けばと思った あと採集データは更新箇所が2つになると面倒なので、どっちかに統合したいなあ -- (名無しさん) 2012-04-25 21 36 19 本家SQwikiの樹海を参考に作成しました。 ・世界樹の迷宮か各種データに入れるか迷いましたが前者に。 ・各種データ、採取ポイントのページをコピーしました。 ・固有イベントは毎回起きそうなものを思い出せませんでした。追加お願いします。 -- (名無しさん) 2012-04-25 15 06 11 新ページでいいんじゃね? ついでに階ごとの固有イベント(クエスト等)とか到達時のレベルとか 記録されてたら後で楽しそうだけど、盛りすぎかな -- (名無しさん) 2012-04-24 22 16 51 第一階層 恩寵ノ樹海 大志を秘めた者らの旅立ちの地 異変の爪痕、失われた恵みの残滓 夢を打ち砕く絶望の壁がそびえる丘 深緑の要塞に待つは気高き百獣の王 折角名前付いてるしwiki編集しようと思ったけど何処がいいだろうか -- (名無しさん) 2012-04-24 19 49 40 獣王クロコダインの速度が編集合戦になりかかってたのでちょっと書く 行動順が入れ替わるのは(スキルの速度補正がない限り)速度が同値だった場合のみ 獣王戦のラストターンでやる夫の核熱(速度8)と獣王の息が前後したため、獣王の速度は8で確定 -- (名無しさん) 2012-04-22 08 45 14 テストページの一番下に、ものっそシンプルなリストを作ってみた スキル名とTPと期待値が俯瞰できれば楽だと思うので、戦闘コマンドのリストはそれだけ表示すれば良いような気がしてきた できれば同ページで、オリジナルのステータス画面を直接閲覧できればベターなんだけど -- (名無しさん) 2012-04-09 00 43 45 現在のリストをメインで使う前提で、戦闘中にパッと見れる一覧が欲しい、と思って色々やってたんだが 備考やらは今の戦闘コマンドページにあるのを見ればいいし俺の場合戦闘中に一覧TP属性期待値が見れれば十分かな、と。 というわけでテストページ下から2番目に適当に置いてみたんだがどうだろう。期待値は手間かかるから削ったけど -- (名無しさん) 2012-04-09 00 12 13 くっつけなければ幅ズレも気にならないんじゃね? と思ったけど、試したら元の目的である一覧俯瞰には程遠かった 更新の手間考えるとコピペ一発で済ませたいけど表だと高さ食うし表じゃないと調整がすげー面倒だしで難しい… -- (名無しさん) 2012-04-08 23 11 13 しかし、ギルド人数が増えると元の戦闘コマンドテーブルだと 現パーティのコマンドを探しにくくなりそうだけどなー -- (名無しさん) 2012-04-08 22 47 06 何だかんだ言って、元の戦闘コマンドのテーブルは見やすかったんだなーと再確認した、まる -- (名無しさん) 2012-04-08 21 42 31 あんまり本スレで議論するのもアレなのでこっちで テストページに幅調節した折り畳み戦闘コマンドをぶっこんでみたが、 めんどくさいわりに可読性が上がってるようには思えない…… -- (名無しさん) 2012-04-08 21 36 34 使用頻度が低くなったというか、重複したというか、そんなページを「■旧メニュー」に隔離しました ちょっと先走り気味かも知れませんが。。。 -- (名無しさん) 2012-03-20 19 39 56 おっと、念のためリンク→所持品(買物) -- (名無しさん) 2012-03-18 14 18 05 所持品+装備品+買物リストをひとまとめにした所持品(買物) を作ってみた 買物の時に便利になるかなーと思ってやってみたんだが、どうだろう -- (名無しさん) 2012-03-18 14 17 33 ふと思ったんだが、リザルトのステ画面とかは 1の投下したスレ番やコテ毎コピペすれば楽なのでは。 つまり「3174 ◆SQ.iJMf4FY [sage] 2012/03/14(水) (後略)」ごと丸コピペ。 日付が入れば、何スレ目かをわざわざ書かなくても良くなると思うし。 -- (名無しさん) 2012-03-15 17 59 26 話題ちょっとずれるけど「○スレ XXXX」の表記は、コメントアウトせずに表示された方が良いのでは? いちいち編集ボタン押さなくてもいつの情報か分かるようになるし、ひと手間が省けると思う。 -- (名無しさん) 2012-03-15 13 32 16 装備品は能力値と一緒に確認できると良いんだけど、そこまでやるとデータの更新が面倒かなぁ。 また、所持品と一緒の方がenやアイテムの確認も同時にできるから、買物に便利な気がしないでもない。 こりゃ悩むね。 -- (名無しさん) 2012-03-15 13 29 27 買い物リストの下に簡易版、新規ページで詳細版という名のコピペ版を試しに作成 いまいちしっくり来ないがメモ書きみたいなもんだしあんま凝ってもしょうがないか -- (いいだしっぺ) 2012-03-15 02 29 00 所持品に装備枠を作るのはどうかしら。見易さ命ならいっそ買物リストの下にぶち込むとか -- (名無しさん) 2012-03-15 01 16 27 装備品の項目だけ全員分まとめたの作ろうかと思うんだけど 需要的にはどうなんだろう? 買い物のとき一人づつ見るのがじみに時間かかるのよね -- (名無しさん) 2012-03-15 01 06 09 シャルルの成長方針の更新、画面の見方の戦闘部を戦術指南ページへ。指南が充実してるから画面の見方は削ってもいいかなと また、封じ・状態異常の見出しへのリンクがわからないので両方Q&Aトップへのリンクにしてます -- (名無しさん) 2012-03-15 01 05 35 ズレがでたらそれに気付いた人がなおせばいいじゃない、それがwikiだよ! という意見もあると思うのだがそれならそれで方針とかって あとぶっちゃけ(左メニューでなく)更新履歴とかあると楽なんだけど一々報告するのは面倒かね? -- (名無しさん) 2012-03-15 00 16 44 本スレでwikiの話題になったので確認したいことを キャラクターデータについてだが、本スレより最新状況を丸コピするか、リザルト後の状況をこちらで書き換えるか 後者は便利なのだが間違いや反映のズレが生じそうなのが怖い。装備は修正、方針はそのまま、という方針の人もいると思われるので、どちらかに統一したほうがよくないかなと -- (名無しさん) 2012-03-15 00 14 10 キャラクターのページ、後で脇役や端役を書くときに必要でしょうから。 -- (名無しさん) 2012-03-12 02 16 00 キャラクターのページに書いていた戦闘コマンドだけど、別ページに分けました。 -- (名無しさん) 2012-03-12 02 15 13
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「わわ、スタンプが15個、MAXたまったよ!」 「なななんと! オレ頑張りすぎちゃいました! で、どんなご褒美が!?」 「実は、まさかここまで行くとは考えてなくて……何も用意してないの」 「えーっ?! マジっすかー」 「どうしよう……」 はた、と考え込むあおいの横顔はやっぱり綺麗だ。 小波藤次(こなみ とうじ)は如何な返答が 待構えているのか、わくわくした気持ちで待っていた。 綺麗なあおいの横顔。思いに耽ったその表情は、 まだ幼さの残る顔つきと相まってひどく妖艶に見えた。 そんなあおいを見て小波が悪い考えをよぎらせてしまったのは——仕方のないことだった。 「オレ、あおい先生に癒して欲しいです!!」 『あの頃に似た、キミに』 「い、いやすっ?!」 素っ頓狂な声を上げたあおいが呆然と小波を見つめる。 しかし小波の言葉の真意を掴むまで、そう時間は要さなかった。 大きく開いた瞳は次第に閉まり、それと同時に頬が熱を帯びて赤く映えてくる。 「それって……その……」 顔を真っ赤にしたあおいが言葉を詰まらせる。それを見た瞬間、小波は確信した。 悪い感触じゃない。ここは押すべきところだ。 「オレ本当に頑張ったんですよ! 雨の日も風の日も照る日も降る日も あおい先生のためだと思って必死に練習してきたんっすよ! だからそれくらいしてくれればいいなあって」 「うーん……」 あおいの表情が若干曇る。しかし、悪くない。 本気で拒絶していれば返事すらもらえないはずだ。 小波はしばらく待った。あおいの返事を、とても。 「——わかった。いいよ」 その返事を聞いた瞬間、小波は天にも昇る気持ちに達したという。 部室に戻り、あおいがかちゃりと鍵を閉める。 小波が振り返って見たあおいは、先ほどと比べ少しだけ落ち着いているようだった。 流し目気味に小波を見つめ、口角を上げて笑って見せた。 「さ、はじめよっか」 「は、はいっ!」 小波が慌ててズボンを下ろす。上はユニフォーム下は全裸だ。 「わ、すご……」 あおいがそんな声を上げるのは無理もない。 小波のものはもうすでにいきり立ち、反り返るほど天を仰いでいたのだ。 あおいが小波に近づき、ひざまづく。 そして、小波のそれをその小さな手で握って見せた。 「わ、わぁっ!」 「すごいね。もうこんなになっちゃってるよ」 「うう。思春期の期待感を甘く見ていた……」 「あはは。恥ずかしがらなくてもいいって。じゃ、いくよ」 「ちょ、ちょっと待ったー!」 「へ?」 もうすでに咥えそうな近さまで来ていた所だったので、あおいは不審そうに小波を見上げた。 「なに?」 「あ、いや、先にシャワーでも浴びたいなって」 「大丈夫だよ。ボクは気にしないし」 「気にしないって……」 あおい先生、慣れてるのかな? 一瞬だけそんな考えがよぎり、小波は頭を振った。 ——違う。 いや、そんなことはどうでもいい。今は唯、目の前のこの人のことを思わなくては。 小波が返事をしないのを確認してから、あおいは舌先でぺろりと小波のそれを舐めあげた。 「わわわっ」 「ふふふ。気持ちいい?」 下を這わせながら上目遣いに自分を見つめてくるあおいを見て、小波は赤面する。 「は、はい」 「じゃ、もっと気持ちよくさせてあげるね……はむっ」 「うわっ!」 慣れた手つきで手と口を動かすあおい。 小波の先走り汁とあおいの唾液が混ざり合い、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が部室に響いてゆく。 時には頬の肉でこすり、時には口内に収めたま舌を這わせ、時には素早く手で擦りあげる。 「んむ……ぅ……ん……」 「おおおおおおお」 「ひほひいい? ほはひふん、ひほひいい?」 「は、はいい」 段々あおいの動きが素早くなっていく。 根元をしっかりと掴み、先端は口でしっかりと愛撫したまま激しく上下に動かす。 その手の絶妙なタイミングは小波の意識を彼方へと放り出しそうなほどだった。 「はむっ……んふぅ……ぅん……」 「あ、あおい先生……オレ、もう」 「へひゃいそう?」 「は、はい」 一瞬あおいは動きを止め、小波のそれから口を離すと、様子を窺った。 自分のものを握りながら見上げるあおいを見て、小波は再び震えそうな感覚を覚えた。 「もういい? そろそろラストスパートかな?」 そう言うや否や、あおいは再び小波のそれを咥えた。 「ふ、ふわあっっ!」 それは先ほどとはまるで違う感触だった。 自分の性器だけが四次元世界に突っ込んだみたいだ。 一体どんな舌の動きをすればこんな感触になるんだ? ああ—— 彼女は—— 自分が憧れていた、あおいなんだ—— そんな考えが頭に浮かんだ直後、小波は全身が緊張し、そしてなにかが走っていった—— 小波の精液を顔で受け止めた直後、あおいの脳裏に何かが横切っていった。 狭くて汚い部室。 その狭さに似合わない大人数の人間。 その中で一際目立つ、細身の男。 これは——。 「出場停止処分?」 「あおいちゃんは、何か勘違いしてるんじゃないかな」 「甲子園には行きたいけどさ、それは絶対じゃないさ」 「オレは野球が出来ればいい。出場停止処分なんてオレにとっちゃなんの苦でもないんだぜ」 「さて、そんじゃ草野球でも始めよっかなあ。ま、オッサンくさいけど仕方ないね」 「ん? どうしたんだい?」 「えっ、うわ、ちょ、えー」 「どどど、どうしようかな」 「と、とりあえず泣き止めって。なんか勘違いされちゃうだろ」 「…………え?」 「——本当にいいのかい?」 彼だ——九条だ。もう数年も思い出さなかったこの光景を、何故今頃になって——。 恋恋高校野球部の設立者であり、初代キャプテンである九条が事故死したのは、その一ヵ月後のことであった。 あおいがマネージャーとして九条たちを支えると決めたのに。 九条はどうあってもあおいに戻ってきて欲しいと思っていたから。 街頭で一人ビラ配りなどの活動に精を出していたから。 練習終わり、彼の体力は限界に達していたんだろう。 すぐ近くまで来ていた乗用車に気がつかなかったのだ。 九条が事故死したあと、恋恋高校野球部は事実上廃部となった。 その後は大会側もルール改正を施し、女性選手も出場できるようになったが、 もう何もかもが手遅れだった。人数が足りなかったわけではない。 ただ、誰も動けなかっただけ。 九条なきあと、恋恋高校野球部は見るからに衰えていった——。 「ふーっ、すごかったですよ。あおい先生……ってうわぁ!」 小波のあげた大声に気がつき、あおいはふと目を上げる。なにやら小波の顔が曇って見える。 「ななななな、なんで泣いてんですか?!」 ——泣いてる? ——自分が? つ、と指で目をなぞってみた。 思いのほか、指が濡れた。 「ややや、やっぱりイヤだったんですか?!」 慌てる小波をたしなめるようにあおいは小波の肩を触った。 「本当によく頑張ったね、小波君」 「へ?」 「スタンプ15個集めるなんて、びっくりしたよ」 「え、あ、あぁ、それは——」 「これからも頑張ってね」 振り返り帰ろうとするあおいを、小波は何故だか呼び止めてしまった。 「あ、あのー」 「どうしたの?」 「あ……いや…」 「もうっ。なに?」 「その、これで終わりかなーって」 恥ずかしそうに俯く小波を見て、あおいはなんだか笑ってしまった。 「わ、笑わないでくださいよっ! もう一回言いますけど、思春期の期待感はスゴイんですから!」 「わかったわかった」 そう言って、あおいは小波に一枚の紙を手渡した。 それは、スタンプシートだった。 「続きは、また15個集まったらね」 ——小波のやる気があがった! ——か、どうかは定かではない。 そして、今は六月の四週目なので、あと一ヶ月足らずで 小波がスタンプを15個集められたかどうかも定かではなかった。